DEATH NOTE第二部予想

…Lの死から五年。月はミサとの間に12人の息子、すなわち長男辺手呂(ペテロ)、次男大夜古武(大ヤコブ)、三男世羽(ヨハネ)、四男暗出礼(アンデレ)、長女非莉歩(ピリポ)、五男葉流吐露舞(バルトロマイ)、六男真鯛(マタイ)、七男斗舛(トマス)、八男小夜古武(小ヤコブ)、九男多大(タダイ)、次女紫紋(シモン)、そして十男遊堕(ユダ)をもうけていた。月はそれら兄弟にそれぞれ力の指輪を与え、新世界の神たる自分が死んだ後の後継者として育て上げようとしていた。特に遊堕はまだ生後11ヶ月だったが兄弟の中でも知能はずば抜けて高く、もっとも強く月の才能を受け継いでいた。月は遊堕の成長に期待し自らが所持する指輪の中で最も強力なサウロンの指輪を授けたが、遊堕はゴラムのふんどしの匂いがついてそうだという理由で指輪を道頓堀川に捨ててしまった。
一方Lを継ぐ者として立派な青年に成長していたメロとニアは、イギリスの若手棋士として日本棋界にもその名を轟かせる存在になっていた。イギリスNo.1棋士ロジャーの息子として教育されたサラブレッド・メロと、いつもは凡庸だが時に何かに憑かれているとしか思えない瞬発力を発揮するニア、二人は良きライバルとして日々お互いを高めあっていた。
そんなある日、最強の新人棋士を決める北斗杯に出場すべく日本にやってきた二人。だが、ニアの相手は霊能力を粉砕する超絶奥義デストサイキックの使い手、猿羅神だった。後ろに憑いている藤原佐為の成仏を回避すべくニアの孤独な戦いが始まった!(続く・・・かも)