DEATH NOTE第二部予想・その2

(その1)


サウロンの指輪を道頓堀川に捨ててしまった遊堕。そのまま何食わぬ顔で生活していたものの、指輪の影響を受けなかったために新世界の神にあるまじき正義の心を持っている事を月に指摘され、兄弟から追われる身になってしまった。「正義の心がない神ってなんだよ!邪神かよ!」と突っ込みを入れたが時は既に遅かった。
月の設立した謎の研究室に捕らえられた遊堕。そこで目の当たりにしたものは人間の体に死神を移植することによって神の降臨する新世界へ適応しうる新人類(ニューマン)を作り出すという月の恐るべき実験だった。「お前の(いろんな意味での)失敗は痛かった・・・お前はまだ子供過ぎた 体の抵抗力が指輪の重みに耐えられなかったのだ」他の兄弟も全員子供だったのだがもはやそんな事は双方忘れていた。「しかし お前の失敗が新しい成功を生んだぞ 見ろ!」遊堕が見せつけられたのはレムの灰と合体した母親、ミサの姿だった。「母さん!」「母さんは新しい生命を得たのだ 命を三つも四つも持つ事になったんだよ 母さんはこれからの地球を支配する人間!!新人類(ニューマン)となったんだ!!」例の高笑いで喜びを表現する月。「遊堕 おまえを一生その檻の中で生かすのは忍びない 親としてのせめてもの情け この場でお前の命を絶つ!!」情けがあるなら生かしといてくれよと思いつつも悲しみと怒りのあまり激昂する遊堕。とそこに眠っていたはずのミサが遊堕の叫びを聞きつけて飛び上がり月に襲いかかった!「ミサ 動いてはならん!今動くと体がバラバラになるぞ!」月の静止も聞かず暴れ回るミサ。仕方なく月もリュークと合体してこんな顔になりミサに抵抗する。とっさに攻撃の構えをとるミサ。「ラッシュの速さ比べか・・・・」ミサミサミサミサミサミサミサミサミサミサササミミサミサミサァ!」「キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラァ!」デジャヴ漂う連続パンチを繰り出す二人。とその時最早そこにいることすら忘れられていた11兄弟の一人、辺手呂がミサに向けて哀川翔この映画で使ってたロケットランチャーを発射!たちまちタイラントの如くバラバラになるミサ。「何故撃った!」「撃たなければあなたは脳ミソをかきむしりとられていましたぞ」高笑いする辺手呂。「うう・・・きさま〜〜〜貴様ら、きさまら一人たりとも生かしてはおけないぞ 全員殺してやる!ここで生き残れたならば 必ずや!!きさまたちを八つ裂きにしてやる!!」怒りのあまり深作映画の主人公のようなセリフを口走る遊堕。こいつは間違いなく自分の息子だと思いつつも遊堕に銃を向ける月。その時、研究所に巨大なが落ちた!「何ィ!?」驚愕する月


一方その頃、ニアは猿羅神の猛攻の前に苦戦を強いられていた。自分に憑いた幽霊と対戦相手の両方にせっつかれ、その緊張が頂点に達した時、ニアは突然将棋を打つ手を止めた。周囲がざわめく中、ニアは卑屈な微笑を浮かべつつ言った。「打ったら負けかなと思ってる」
メロはその様子を傍目で見ながら警察への就職を考えていた。(続かない)