週刊少年ジャンプ2005年度30号感想(ネタバレ注意!)

水曜日更新がデフォルトになりつつあります!最悪ですね!!

チヨバア曰く「本体はあの中じゃ」エエエエエエエエエエエエ傀儡使いって本体に攻撃されるリスクが消えるのが最大の利点の一つじゃなかったの?いくら傀儡が強力でもさあ、アレ上から鉄の檻とか落されて螺旋丸でも打ち込まれたら何も出来ずに死んじゃうじゃん。そんなボーボボの悪役みたいなやられ方したら傀儡作りに熱中した僕の青春を返せって感じじゃん。サソリは「傀儡は300体もある」って自慢げに語ってたけど、アレか、一つ壊されるたびに壊れた傀儡を脱いで別の傀儡に取り替えるのか。19ページ丸々使っての美少年(正体)の生着替えって言う女性ファン向けのサービスなんだろうか。

景気良くサンジにぶっ飛ばされたワンゼ(一瞬だけ美形化)が倒れ込んだのはCP9の面々が待つ車両だった!てことはCP9はあのやかましい戦いをずっと後ろで聞きながら全く動じることなく座りつづけていたということでしょうか。「食べられる夢の戦闘服、麺ズアーマー!」なんて台詞を聞きながらクールにコーヒーでも啜っていたのでしょうか。カリファの鼻から昨日食べたイタリアンパスタが飛び出してきて黒い水面にポチャンと落ちたりはしなかったのでしょうか!


それはそうと、フランキー側の戦いは何時の間にか読者視点がネロの側に移動していて面白いなあと思った。常に平常人の視点に立った世界の描き方はワンピースの美点の一つなんだろうけど、かえってフランキーに拒絶反応を示すお客さんが増えないか心配でもあるな。「変態!」のセリフに肯かれてるし!


追記:と思ってよく読んでみたらワンゼは数車両分吹っ飛ばされていた様子。なーんだ面白くねーのーっつーか僕はワンピースに何を求めているのでしょうか。でもあれだけデカい声で叫んだり戦ったりしていたら絶対物音が聞こえると思うんだけどなあ。

伏線の意外な使用法:頼れる仲間が帰ってきた事により頼れる仲間を待望していた頼れる仲間がパワーアップ!(ややこしい)
もの凄い御都合主義ぶりではあるがまあこれはこれでまっとうな展開かも。

ミサイル〜ミサイル〜ミサイル〜(ブルーハーツ)が飛んでいったあたりから確実にファンタジー色が強くなっているよなあと思っていたのだが今週シドウが直接作戦に絡むに当たってさらにその考えが強固なものに。ヘルメットを飛ばす為にやたらと手間のかかったトリックを用意してくれないデスノートなんてデスノートじゃないやい!
表紙のニアの顔が大福餅みたいになっているのは最近の展開への小畑先生の密かな抗議の印なんだろうか。

初期の「リボーン」でも同ネタがあったよね、これ。
話のクォリティにさほどの変化があるわけではないのだが、最近妙に低年齢層向けのネタが多くて路線変更したんじゃないかと少し心配だ。小学生向けギャグ漫画はボーボボとリボーンで間に合ってるような気がするんだがなあ。

魔人の愛情表現が対象を苛めることだとすれば弥子はネウロとの親密度が上がれば上がるほど酷い目に合う計算に!サディスティックな愛の世界の展開に本来想定していなかった層の読者が大興奮で別な方面の同人誌が(いい加減マンネリなので省略します)
まあカマドウマをランチに出来る才能のある弥子さんなら魔人の正妻にもピッタリ収まると思います!

  • 巻末コメント

冨樫先生がJUDEを聴いているのに衝撃を受けたブランキー以後のベンジーを追っていない自分。