週刊少年ジャンプ2005年度39号感想(ネタバレ注意!)
ムヒョとロージーの魔法律相談事務所
全身から死亡フラグの臭いを漂わせているペイジ師匠ですが、やはり王道的に自ら単身エンチューに挑んで見事返り討ちにされ死亡という感じの展開を行くのでしょうか。いいだろうこんどはこっぱみじんにしてやるあの魔法律家のようにあの魔法律家のようにペイジのことかペイジのことかー!!!!あーそういや今週のワンピースはいきなりスカウター能力を使い出したので案外バトル方面は早めに片付けるつもりなのかなーとか思った。
内容とは全然関係ありませんが紙吹雪を拾うときさりげなく耳にかかった髪をはらっている今井さんは素晴らしいなあと思いました。つーかこれで萌え狙いでなくナチュラルに演出してるんだとしたらすげえよ作者の人が。女性の仕草の研究とかを熱心にされてるんでしょうかペンネームイコール本名の方なので男性なのは間違いないのですけど。
家庭教師ヒットマンREBORN!
この漫画の登場人物の悪人度
主人公<<マフィアの面々<<<主人公の仲間(リボーン含む)<<<<<ヒバリ<<<<<<<<<<<<<<<<<<<たまに悪役として登場するチンピラ(順不同)
あーツナは二股かけてるからマフィアより悪人度は上としていいかも!!つーかこれ完全に警察沙汰だろ何やってんだこの世界の大人勢は。
D.Gray-man
この作者さんの画面構成は基本的にイラスト的な美しさを基準に考えられていると思うのだがそれが結果として実験的なコマ割りにも繋がっているのが面白い感じだ。誰かに何かのパクリとか言われても気にせずにどんどんやるがいいと思う。
DEATH NOTE
おばたたけしの おいろけ こうげき!
あんけーとが 100つう ふえた!
けいさいじゅんが 3 あがった!
だいじなものを またひとつ うしなった!!
結局キラvsLチームの二項対立の戦いに戻るんかい、とも思うがここ最近の展開の拙速ぶり及び掲載順の低迷を考慮すると仕方がないのかも。
切法師
ああそうか、膿泥児は膿泥児なりに(必然的に人間を喰わねばならないことを前提として)合理的な手段(生贄制)で人間とつきあっていこうと考えていたのか。勿論それは人間側視点から見れば理不尽とも見えるもので、実際主人公は切法師の務めとしてその理不尽を打破しようとしているのだが、それは即ち(現実的問題への応急措置としての)「合理的な手段」を排除して、根本から世界を改革しようという動きであって、それは当然ながら多大な犠牲を伴うものになってしまう、と。
数週間前からもう打ち切り決定しました次回作にご期待ください的な展開と掲載位置で殆どノレていなかったのだが、この辺のテーマこそ作者さんの本当に描きたかったものなんだとしたら、やっぱりこの人にはジャンプという雑誌は根本的に向いていないと思う。上記哲学を今の政情に絡めてモーニングで面白風刺漫画を書くべきだ(無茶か)。