週刊少年ジャンプ2005年度43号感想(ネタバレ注意!)

flash★bombの感想リンク集の更新やコメント欄のレスに感けていてエントリーの更新が滞ってしまい申し訳ありません。flash★bombのオンライン発表作品の感想は明日以後掲載する予定です。

ムヒョとロージーの魔法律相談事務所

意外とドロドロした負の感情を描くのが上手い人だなあ。エンチューの過去編をやっていた辺りではむしろそういう描写は苦手な方なんじゃないかと見てたんだけど、ダーク一辺倒だったリオ編を描ききったことがスキル向上に繋がったのだろうか。それにしてもあの青ダルマ君は本当に文字通り使い捨てキャラなのが見え見えなので見ていて痛々しい。きっと「何でもする」の言葉につけこまれて惨めな最後を遂げる青ダヌキ君に愛の手を!!!1あーそう言えばこいつの本名なんだっけ?

銀魂

話的にそんな事を考える余裕すらなかったのかも知れないけど、怪我した女の子を背中に背負ったままあんな平然としていられる銀さんには毛ほどのウブさも感じられないのだが、普段の彼を見るに駄目人間でも女たらしというわけではない設定みたいなので、アレですかホンモノの硬派の方ですか!と思わず突っ込みたくなってしまうなあ男の立場としては。もしかしてこれもそっち層のファンを獲得する為の戦略なのかいや僕は腐女子の皆さんには割と寛容な方だと自分では思うのですが一応少年向けギャグ漫画と言われている作品のタイトルで検索するとヅラ銀とか土山とか沖神とか銀土とか山沖とかそんな事が書いてあるサイトばっかり出てくるのは大いに問題だと思うんだああ沖神はノーマルだったか今気付いた!なおこのエントリーは上記した怪しげな単語群から腐女子の皆さんにサーチアンドデストロイされる可能性が高いため3日後に自動的に消滅します。

D.Gray-man

別に銀魂と比較するわけではないのだが、女性ファンばっかりなのではと思っていたこの漫画でヒロインのリナリーが人気投票4位、キャメロットが8位、ミランダが9位というのはなかなか興味深い結果なんじゃないかと思った。一番順位の高いリナリーに関しては特に女性に共感を呼びそうな性格造形というわけではないと思うんだが見た目の可憐さが受けたのだろうか。
とりあえず僕は210ページ3コマ目のアレンに萌えておくことにします。アレン可愛いよアレン(C-BOYS風)

DEATH NOTE

問題

  1. ○○O○○○を崇拝する域にまで達してしまい兵士のように盲目な殺戮者になり得る本来の○○O○○○の思想と逆(?)の事をしてしまう人間
  2. その崇拝者達に連れてこられた自分の意思では動いていない長い物には巻かれろタイプの人間
  3. ただ単に暴れたいこの騒動を楽しんでいる馬鹿

この馬鹿の中には「本当は○○O○○○否定派なんだけど」というのが
必ず少なからず入っています…

上記記述の○○O○○○に含まれる適切な語を答えなさい
ノーヒントでお願いします!!!111

魔人探偵脳噛ネウロ

おおおおお、僕が先々週の感想で書いた「犯人が全部サイコ野郎ってのはどうなのよ」という疑問にこんな形でカウンターを返してくれるとは!人間は日常生活において誰しも何らかの病を抱えており、その病の発露の仕方の違い一つで普通人と犯罪者に分かれているに過ぎないのだというシニカルな社会観を上手いことコミカルに変換して描けている。つーか言葉にするとこういう風に変に小難しくていやらしく聞こえる事をあくまでも少年漫画らしく処理できているのは素晴らしいな。


で笹塚の過去がやっぱりサイ絡みであることがハッキリしたのだけど、大学(多分東大)のトップを争う成績で1種試験にも合格間違いなしと言われるような頭脳があるんだったら、日本のアングラでグダグダやる前にインターポールかCIAにでも入って非合法含めた徹底的な捜査を行った方がサイを見つけるには有利だったんじゃないかなあ。それじゃあ話が成立しないだろって突っ込みはさておき、サイが日本人かどうかすらはっきりしない現状では世界的な大怪盗を日本の捜査のみで逮捕できるというのは説得力が薄い気がする。まあどうせネウロを追い続ける限りはサイも日本に止まるだろうから結果オーライなんだけど。

太臓もて王サーガ

あれー先週まではマニアックなギャグをあくまでも普通人に分かるギャグの中に内包していて面白かったのにいきなりマニア向けに路線が戻ってしまったよ。しかもパロディ対象の作品自体まで(名前は出してないが)作品内に登場させちゃって、ジョジョ(あ言っちゃった)を知らない人は完全に置いてけぼりじゃないの?
でも大先生(注:皮肉ではなく普通に名前を呼んでいます)の描く漢臭のない女性的な徐倫は案外カワイかった。こういうネタでないなら再登場を希望。


元ネタの解説に関してはここを参考にしてください。マクロスまで入ってたのか………。

プロフィールページとAboutページを改稿しました

長らく放置していたせいで分かりづらい内容になっていたプロフィールページAboutページを最新の内容に改稿しました。Aboutページでは本ブログの内容解説や自薦エントリー集なども記載いたしましたので、最近当ブログに来られた方は暇なときにでもお目を通しください。

「flash★bomb'05 THE THIRD IMPACT」感想・コメントリンク集

昨日開催されたFlashアニメーションのオフライン発表イベント「flash★bomb'05 THE THIRD IMPACT」についての感想・コメントを掲載したサイトのリンク集です。
イベント内容についての詳細な「レポート」を掲載しているサイトのリンク集は恐らくGilCrowsさんこちらのエントリーにまとめてくださると思うので(笑)、ここに載せる記事は短文感想やコメントを掲載しているものが中心になると思います。発見次第随時追加していきます。

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週間少年ジャンプ42号感想(ネタバレ注意!)

更新が滞り気味でごめんなさい。最近発表されたFlash作品をあまり見れていないのでFlash感想が書けない………flash★bombの開催は明日に迫っているというのになあ。


とりあえずジャンプの感想だけでも書くことにします。土曜発売だとすっかり忘れてたし……。

BLEACH

久保先生が参考にしたと思われる文献ここの「LUCKY 78」も参照。


既存のジャンプ漫画からのあからさまなパクリ展開は、「絶対のオリジナリティ」というものがどこかに存在していると信じるロマン主義者の皆様にとっては全力を挙げて糾弾すべきそれではないでしょうか。来週は絶対「ハローこんにちは生月天才朽木白哉です」「キャァァァ出たわ白哉様よー!!(女性ファンの心の声)」てな感じに白哉が一護のクラスメートになるという超展開が発生し過去に色々あった恋次とクラスで最もモテる男の地位を賭けて激闘を繰り広げることになります。両者の戦いに乱入して3秒で敗北するのは当然スーパースターマン弓親の役回りであり、ヒロインの織姫とルキアの支持を得て結局いちばんおいしいところを持っていくのはもちろん主人公の一護です。最近の彼の死神時におけるとってもラッキーマンぶりを鑑みるに、私生活において「宇宙で一番ついてない男」の称号を冠するには相応しい人物と言えるかも知れません。あれ?


アニメの公式サイト(まだ生きてる!)を見て気付いたのだがアニメ版の製作会社が同じぴえろなのな。ますますパクリの疑いが濃厚に!!!1

アイシールド21

敵方の情報収拾の場所として温泉を選ぶ事で随所にギャグと読者サービスを絡めつつ本筋のストーリーを進めるという、ある意味非常に贅沢な回。男の裸は堂々と描くくせに女子は隠しすぎなくらい隠してるのがこの漫画らしい。にしてもメインヒロインの交替及び本物アイシールドの追求劇をこんなに地味に進めてて良いのかという気はするけど。どちらも最低限読者が忘れない程度の触れかただもんなあ。

ムヒョとロージーの魔法律相談事務所

善意のボランティアだと思っていた霊媒師が契約書も無しに法外な料金の請求を!弁護士先生お願いします!契約してから8日以内ならきっとクーリングオフが!
そんな目立つ事してたら「夜に紛れて悪霊退治に勤しむ秘密の魔法結社」という根幹の設定の説得力が限り無くゼロに近づくだろてなツッコミはさておき、ライバル役のエンチューが徐々に完全な敵方になっていくにつれ純粋な同業者としてのライバルキャラが必要と考えた上での新キャラ投入なのだろうと思っていたのだがこれじゃあどう見てもただの悪党じゃん。ライバル役なら志は同じだが手法レベルでの意見の相違があるっていうキャラにしなきゃ駄目だと思うんだが、ブラックジャック的な義賊の臭いすらしない極悪ぶりだしなあ。

DEATH NOTE

デスノートの馬鹿過ぎる民衆の描写と言うのはこんな漫画が少年ジャンプの顔として売れまくっている世間の風潮へのアイロニー及び作中テーマの補強として機能しているものだと思っていたのだが最近ではご都合主義的展開に利用されるばかりでしかもそのお陰で作品人気自体も低下気味というのが事態として何とも皮肉っぽくて個人的には面白い感じなのだが本作をマジメに読みたいファンの方及び作者さん側は気が気ではないのだろうなあと思う。いっそ作品自体をアイロニーということにして他のジャンプ漫画へのあてつけとかをふんだんに盛り込んでいくのはいかがでしょうか冨樫先生のように

魔人探偵脳噛ネウロ

新人離れしたコマ割の上手さに磨きがかかっていると思う。見開きのシーンでは大胆に斜めに切ったコマのインパクトだけが注視されがちだが、右側の笹塚がピストルを撃っている絵が読者の目に入ってから「ドン」というオノマトペが認識される演出も芸が細かい。
で笹塚の過去にやはりサイが絡んでいることが明らかになったのだが、再来週辺り下位作品の打ち切りと新作編入が行われるとなるとアンケート的な地位がやや心配だ。サイとの因縁が完結するまでは最低限続いてほしいのだがなあ。何故僕が好きになる漫画はことごとく中途半端な人気に留まるのかホントに謎だよ僕根っからの商業主義者なのに!この路線でアンケートが低迷するようなら新趣向としてウザい少年探偵団とかを結成して魔人の力でミニ化したネウロがダミ声で真実はいつも一つとか言いつつ犯人共を皆殺しにするというソリューションで人気回復を計るべきだと思う。

「のまネコ」騒動に見るネット社会の倫理意識

サボテン観察日記さんより。

603 名前: ( ´∀`)さん [sage] 投稿日: 2005/09/17(土) 13:13:43 id:MBH4yrAH0

まじレスすると、今までネット媒体での表現は甘やかされてた。

紙媒体や映像音楽での表現は厳しく規制され、モラルもある程度

できあがっているが、ネット上の表現はそうではなかった。

(もちろん映像や音楽は外国のパクリは山ほどあるww)

今回なぜこれが問題になったかといえば、今までの流れでは

紙・映像・音楽媒体→ネットへ

↑これが主流だった。

しかし今回の騒動は

ネット→紙・映像となってしまったために起きたもの

これが意味するものはなにかというと、これからはネット媒体も他のメディアと

同じようなモラルと規制を受けるってことだよ。

つまりおまいらが騒ぎ立ててることはそのまま2ちゃんに降りかかってくるということ。

モナーはみんなのものとか言ってるけど

それなら明らかにオリジナルな権利がしっかりしているキャラクター

などのAAを使うのも無理になってくる!

マンガAAなんぞを貼るのは議論の余地がないくらい著作権違反だが

それを今まで見逃されてきたのはネットがそこまでのメディアになってなかったから

今までは見逃された部分でもこの騒動によって、ネットによって自分(自社)の著作権

侵害されている場合が明白なことについては企業も対策をうってくるだろう

ネットで生まれたからみんなのものっていうのは甘えだよ!

マンガAAを放置してるような管理人にも当然ペナルティがある

モナーを愛してるなどとキモイこと言いながら2ちゃんを追い詰めてるのはおまえらなんだぞ('A`)

それの対する馬鹿の反応

609 名前: (悪 ・∀・)鐇鐇鐇鐇鐇鐇 [sage] 投稿日: 2005/09/17(土) 13:28:02 id:X3PnX3jt0

>>603俺らは、モナーを愛してるんじゃない

シンボルを守ろうとしてるんだ。

モナーは、2ちゃんねるや日本のWEBのシンボルだ。

だから守るって何だよ。
自由に使えてモナーという名称も奪われない。
つまり何も失ってない。
今までと同じだ。
ただAvexが金を儲けただけだ。
それなのに何を守ると言うのか。
パクッたキャラをオリジナルと言うのが許せない?
ああそうですか。
散々モナー2ch発だと虚言を吐き、擬古猫に関しては名称すらパクった。
そんな蛮族どもがどの口でそんな寝言を言ってるんだ。


Avex、いや、日本世界のすべての企業よ。
Avexのまネコの件で謝罪をしたら
その瞬間にネット上の著作権侵害を取り締まれ。
ネット上だけじゃない。
同人誌、同人CD、フィギュア、すべてを取り締まれ。
それくらいやらないとあいつらは気がつかない。
自分たちがどれだけ甘やかされているかを。
どれくらい大目に見てもらっているかを。
そして、自分たちのやってきた行為で自分たちの居場所がなくなる空しさを思い知らせろ。

「(悪 ・∀・)」という人の書き込み内容は図らずも件のエントリーの裏付けになっているような気もしますが、それはどうでもよくて。


「昔のインターネット」がどうだったかについて語れるほど僕は過去のインターネットについての知識や体験を持っていないのですけれども、インターネットがまだ一般化せず(それこそパソコン通信の延長線上にあるような)アンダーグラウンドの世界だと認識されていた頃には、ユーザーが自らの行いを「違法」だと認識するような意識が常に働いていたのだろうなあと思います。mp3の配信、漫画やアニメのキャプチャー画像のアップ、芸能雑誌のインタビューのコピーライト、勿論全て法的には違法行為ですけれども、ユーザーがその「違法性」を自覚し、企業様に目をつけられない程度の規模で行うことによって、それは(企業側の宣伝になる場合も込みで)多くの場合大目に見られてきました。万一訴えられても、さっさと企業側の要求に従って該当コンテンツを削除するなり、しばらくネットで同様の違法行為を控えるなりの用意がユーザー側にあったのも、インターネットの法的な「緩さ」の醸成に一役買っていたのかもしれません。そこにあったのは「違法は違法」と自覚しつつ自らを律して行動を行う一種の内省意識であり、ネットリテラシーとしての高い倫理意識だったのでしょう。


ところが、近年になって、レンタルブログサービスの登場でhtml等の技術を学ばずとも誰でも自分のサイトを持てるようになったこと、セキュリティの向上でハッキングによる攻撃などにあまり気を使う必要が無くなった事などが原因で、「インターネットをやること」の敷居が下がり、これまであまりインターネットに触れていなかった(ネットの独特の「法的緩さ」に無頓着な)ユーザーが数多くネット社会にコミットしてきました。
それはネット人口がこれまでより増加しているという事ですから、大きな目で見れば「ネット社会が発展している」とも言えるのでしょうが、winnywinMXを当然のように使い、2ちゃんねるなどのコミュニティで(漫画やアニメなどの)ネット以外で発表された作品のパロディに親しみ、それでいて(そうした行為への)法的訴えを回避する高いセキュリティに保護された「新しいネットユーザー」の倫理意識が、果たしてアンダーグラウンド時代のネットユーザーのそれよりも発展した、高い水準にあるかといえば大いに疑問です。むしろ、ネット社会全体の倫理意識の発展と成熟を見る前に飛躍的な技術面での向上が行われたことによって、ネットユーザーが(複雑な専門知識無しでも)行いうる行動半径の広さと自由度の高さ、そしてそれによって生じるあらゆる「リスク」に対応できるだけの常識的通念としてあるべき「モラル」が機能不全に陥ってしまい、今回の騒動の端々に見られる、自ら著作権侵害をしながら著作権違反を糾弾するような倒錯した行動を生み出しているとも言えるかも知れません。


もっとも、僕自身は上記したような事実を持ってして「ネット上の著作権侵害を取り締まれ!モラル向上!」などと言う事を言う意図は全くなく、といいますか著作権侵害なんて自分でもよくやっているので(ここで「この犯罪者め!」と良識ある方々から非難殺到)、今回の「のまネコ」問題についても、著作権の観点からavex社を批判するのは無意味だとこのブログでもしつこく書いてきたのですけれども、そうした内省意識なしに無軌道な暴走を繰り返すだけでは、上で引用した「( ´∀`)さん」のコメントのように、インターネットの世界をムリヤリオーバーグラウンドに引きずり出した上で既存メディアの監視下に置くような、従来のネットユーザーにしてみれば暗ーい未来が待ち受けている可能性もあるかと思いますけれども、ネットユーザーの大半の倫理意識が未成熟であり、また今後も向上の見込みがないとなれば、そうした「強硬手段」に出るのも已む無しとなっても仕方がないのかもしれません。


で、松永さんブログに「お前を殺す」と名指しで書いてきた人に切々とメディアリテラシーの大切さを語ったりサボテン観察日記id:kyoumoeさんが暴走チャンコロの煽りにいちいち(煽り返しを含みながらも)受け答えしているのは、2ちゃんねる住人のヒトから見れば「自分達を弄くって遊んでいる」ようにしか見えないのかも知れないんですが、上記したような「ネットユーザー個人の倫理レベルの向上」という視点から見れば、話の分からないバカに対して強い口調で叱り付ける事で倫理意識やコミュニケーションの作法についての自覚を促しているわけであって、こうした活動を組織的かつ大規模に行うような機関ができればネット社会のモラルも少しは向上するのではないか、と感じます。
現実的にはやはり教育機関の充実が望まれるのでしょうが、公的な教育機関では「著作権侵害はネットだろうとどこだろうと絶対にダメ」としか言わないでしょうから、実際的なネットリテラシーの向上のためには、現在のネットの根本的な「違法性」を踏まえつつ、違法行為とどのように付き合っていくべきかを教える場所がどこかに必要だと思うのです。


具体的な案としては、ネットリテラシーが未成熟な厨房諸君の為に、1日最低1時間の参加を義務付けるアンダーグラウンド掲示板を設置、名づけて「あやしくないわーるど@再教育センター」(再教育センター?)ありとあらゆる虚偽と罵倒と割れずとエロとグロと中傷と手淫とハッキングとが飛び交う掲示板で、インターネットの恐さと面白さを徹底的に体に叩きこみ、ネットリテラシーの向上具合に合わせて半年〜1年で卒業、各自サイトを持たせて自身の経験に基づいた表現活動を促進することで、厨房の減少と次世代のネット文化の担い手を輩出、また掲示板ユーザー同士の絆を育みコミュニケーション不全な現代社会に(特定コミュニティへの帰属意識に回収されない)確かな連帯感を作り上げる。掲示板の管理人はドラマ「女王の教室」の阿久津真矢の人格をコピーしたロボットで、掲示板利用者がプレッシャーに負けて厨房行為を働きそうになると「いい加減目覚めなさい」とやんわり止めてくれる。逃げ出そうとしたユーザーはその後一ヶ月間掃除と給食当番を毎日やってもらうというペナルティを受ける。うーん完璧だ。2ちゃんねるなんかよりよっぽど良いコミュニティになりそうなんだけど、誰かやってくれる人いませんかねえいや本気で。

週間少年ジャンプ2005年度41号感想(ネタバレ注意!)

アイシールド21

ブ〜ン」ね。はいはい*1


結局スパイダーズは王城に瞬殺されて、ベストメンバーで泥門と最終決戦か。でもこうなると泥門が勝つのがほぼ確定的なので、試合の中身を相当面白くしないと盛り上がらない気も。引き抜きをした関西の高校は全国大会のライバルとして登場するんだろうし。

BLEACH

ひひひひひひ退くぞヤミーこれは作戦であって戦略的撤退なんだからな絶対逃げてるわけじゃないんだからなにににに逃げるんじゃねーって言ってんだろ何抜かすこの女いやここはクールに返答せねばららららしくない挑発だな貴様ら2人がかりで襲いかかられたらどうしようじゃなくて死に損ないのゴミ2匹守りながらオレとオレとこのオレとじゃない俺と戦ってどちらに分があるか分からんわけじゃあるまい!!!!111やった直感的にこっちが圧倒的に強いってことが伝わる文章になったざざざざまあみろゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラ


展開のパターンがますますテンプレート化の傾向を強めているような気がするんだが、当面の敵を撤退させてしまってどうやって死神界の面々を現実世界と接触させるんだろうか。また異世界に飛ぶのかな?

タカヤ−閃武学園激闘伝−

現役格闘家U・Hさん(年齢不詳)が今週の展開についてコメント↓



















…「タカヤ+パクリ」でGoogle検索して来た人が5人ぐらいいたんだが、こういうことか。今の子供ってパクリに五月蝿そうなイメージがあるんだけど、ファン層的にこの漫画でこういう戦略を使うのに問題はないんだろうか?

魔人探偵脳噛ネウロ

松井先生の変態キャラ造形のセンスはDCS至郎田の例を引きあいに出すまでもなくいちいち狂っていて面白いのだが、この手の漫画で犯人役の人物が決まってサイコキラーということになるとありがちな変人図鑑漫画と化す危険性も無きにしもあらず。まあアヤ・エイジアみたいな人物を描ける実力があるなら大丈夫だとは思うけど、そもそも主役のネウロ自身が最強最悪の変態もとい魔人であるという事実を忘れてはいけないなあと。

*1:スレノモリさんのパクリ文体

「のまネコ」話の補足と反応してくださった方々へのレス

もうこの話については書かないなどと言いつつアップした前回のエントリー「「のまネコ」騒動はネット右翼運動の変形?」がニュースサイトやはてなブックマーク中心に(こんなネットの果て三丁目の弱小ブログにしては)異常な反響を巻き起こしており、驚いています。今まで書いてきたエントリーに比べると、論理的根拠に薄弱な自身の感覚表明の意味合いが強い内容だったのですが、これだけの方から反響を得ることができたことを考えると、やはり同じような事を考えていた方が多かったと言う事なのでしょうか。


ブックマークのコメントには「ネットでの活動が「ネット右翼運動」という特定の事象に飛躍するのはなぜか」とのコメントもあり、自分でもその辺の外堀の埋め方が甘いなあと思ったので、エントリーに対する反応なども読みつつ、今回の「のまネコ騒動」と「ネット右翼運動」の類似点を色々挙げたいと思います。

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